これまでの展覧会の紹介

「村娘之図」 笠間日動美術館所蔵

画家 岸田劉生の軌跡  油彩画、装丁画、水彩画
The Trail of Painter, KISHIDA Ryusei
ー Oil Paintings/ Binding Works/ Watercolor Paintings ー

概要

岸田劉生は38年という短い生涯にもかかわらず、日本近代絵画史に偉大な足跡を残しました。17歳で黒田清輝に外光派の画風を学び、20歳の時、後期印象派やロダンの芸術を積極的に紹介していた武者小路実篤らの文芸誌『白樺』と出会い、同人との交友でゴッホやセザンヌを知り、近代画家として開眼します。やがてデューラーら北方ルネサンスの感化から、精緻な写実を追及し、物や人物の存在を深く見つめる「内なる美」の探究へと進みました。のちに一転すると、宋元画や初期肉筆浮世絵などの東洋的な美に心惹かれ、それらを自らの芸術に反映させようとしましたが、道半ばで他界しました。本展覧会では、笠間日動美術館コレクションから、少女から大人になる時期の愛娘、麗子を描いた「麗子十六歳之像」や「自画像」などの油彩画と、『白樺』を通して数多く手がけた装丁画に加え、水彩、墨画、素描、版画など100点を超える多様な作品を紹介します。

展覧会出品作品より


展覧会イベント「画家 岸田劉生の軌跡」ギャラリートーク

2011年4/17(日)午後3時から午後4時まで 劉生の装丁画を中心に講師 森田一氏(うらわ美術館学芸員)によるギャラリートークを開催します。
詳細はこちらの「イベント」ページからご覧いただけます。

展覧会データ

画家 岸田劉生の軌跡

会期

2011/04/03(日)〜2011/05/08(日)  終了しました

開館時間

10:00〜17:00 入館は16:30まで

休館日

毎週月曜日

主催

財団法人八王子市学園都市文化ふれあい財団

観覧料

「ご利用案内」ページの観覧料をご覧ください

プロフィール

岸田 劉生(きしだ りゅうせい)

明治24年東京、銀座に生まれる。父はジャーナリスト、実業家として活躍した岸田吟香。裕福な環境で育つが14歳で両親を亡くす。その翌年から絵を学び、20代で「フュウザン会」「草土社」を興す。昭和4年、欧州行きの資金作りのため旧満洲に渡るが、その帰路、山口で急逝。