これまでの展覧会の紹介

黄金期の浮世絵 歌麿とその時代展
Utamaro and Ukiyoe Artists of His Era

2014/2/15(土)〜2014/3/30(日)10:00〜19:00  終了しました

喜多川歌麿「青楼三美人」

概要

八王子市夢美術館では特別展「黄金期の浮世絵 歌麿とその時代展」を開催します。

江戸時代後期、百万人を超える大都市に成長した江戸では、活発な消費文化の上に庶民の大衆芸術であった浮世絵がめざましく発展しました。天明期(1781〜1789年)には鳥居清長が八頭身美人を描き、続く寛政期(1789〜1801年)には「美人画」を代表する絵師、喜多川歌麿が登場します。歌麿は背景に雲母摺りを施した贅沢な錦絵や、上半身にフォーカスし、細やかなしぐさや表情、さらにはその人物の内面にまでも迫る「美人大首絵」で人気を博します。また、鳥文斎栄之は気品ある女性を描き歌麿に追随します。

歌舞伎などの役者を描く役者絵では、東洲斎写楽が登場し役者の一瞬の表情を大胆にデフォルメした役者絵で世間を驚かせます。一方、写楽と競った歌川豊国は逆に「ひいきの役者は似ていて美しくあってほしい」との庶民の期待に応え、歌川派を役者絵の主流に導きます。文化・文政期(1804〜1830年)に入ると浮世絵も最盛期となり、艶と意気を具えた美人画を描く渓斎英泉、豊国の画風を受け役者絵を発展させた歌川国貞など美人画と役者絵の人気と発展は幕末まで続くのです。

本展ではそうした天明・寛政期から文化・文政期に活躍した絵師たちの美人画と役者絵を肉筆画も交え、約120点で振り返ります。歌麿の生きた黄金期の浮世絵の世界をお楽しみください。

展覧会出品作品より


展覧会イベント「歌麿とその時代展」
  中右 瑛先生ギャラリートーク
 (計2回・申込不要)

2014年2月15(土)に本展監修者の中右 瑛先生を迎え、展示作品を巡ります。
詳細はこちらの「イベント」ページからご覧いただけます。

展覧会データ

特別展
黄金期の浮世絵 歌麿とその時代展

会期

2014/2/15(土)〜2014/3/30(日)

開館時間

10:00〜19:00 入館は18:30まで

休館日

月曜日

会場

八王子市夢美術館

観覧料

「ご利用案内」ページの観覧料をご覧ください

主催 (公財)八王子市学園都市文化ふれあい財団

監修 中右 瑛(国際浮世絵学会常任理事)

後援 国際浮世絵学会

企画協力 E.M.I.ネットワーク

展示内容

美人画の大家、喜多川歌麿を中心に鳥文斎栄之、東洲斎写楽、歌川豊国ら浮世絵黄金期の絵師たちが描く江戸の花魁、武家夫人などの美人画と、歌舞伎の役者絵を約120点で紹介します。