これまでの展覧会の紹介
八王子市市制100周年記念事業
没後30年
銅版画家 清原啓子
Hachioji City 100th Anniversary Memorial Event
The Etcher, KIYOHARA Keiko Retrospective
The Etcher, KIYOHARA Keiko Retrospective
入館は閉館の30分前まで
休館日 月曜日
開催概要
銅版画家、清原啓子(1955年〜1987年)が、その短い生涯の中で残した作品は僅か30点。久生十蘭や三島由紀夫などの文学に傾倒し、神秘的、耽美的な「物語性」にこだわった精緻で眩惑的な銅版画は、没後30年を経て、今なお人々を魅了しています。
本展覧会では、夭折の銅版画家として伝説的に語られる清原啓子の全銅版画と、銅板の原版及び下絵素描、最後の完成作「孤島」の制作過程を示す試刷り、制作ノートなど、未発表を含む様々な資料を展示します。また、彼女が影響を受けたヨーロッパの画家・版画家(ジャック・カロ、ギュスターヴ・モロー、ロドルフ・ブレスダン、オディロン・ルドン)の作品を紹介し、清原の制作の源泉をたどり、その全貌に迫ります。
展覧会出品作品より
学園都市センター開館20周年記念
対談「夭折の銅版画家 清原啓子 創作の秘密」 終了しました
河村錠一郎(一橋大学言語社会研究科名誉教授)
日時
2017年11月19日(日) 午後2時〜4時 終了しました
会場
八王子市学園都市センター 第1セミナー室
八王子市旭町9-1 八王子(東急)スクエアビル12F
詳細はこちらの「イベント」ページからご覧いただけます。
「没後30年 銅版画家 清原啓子」ギャラリートーク 終了しました
日時
2017年12月2日(土) 午後3時〜4時 終了しました
会場
八王子市夢美術館展示室(座席はございません)
詳細はこちらの「イベント」ページからご覧いただけます。
作品集「銅版画家 清原啓子作品集 増補新版」
本書は清原の30点の銅版画と、素描、未完成作品をまとめて2014年に刊行された作品集に、新たに発見された素描や詳細な年譜、銅版画の制作工程を記したノートなどを加え、より資料を充実させた増補新版(40頁増)。銅版画30点、素描19点、スケッチや未完成作18点掲載のほか、詩篇、解説、年譜、文献、蔵書リストを収録。
監修:八王子市夢美術館 発行:阿部出版 価格:3,780円(税込)
※郵送での販売は終了いたしました。
特別展
没後30年 銅版画家 清原啓子
会期
2017/11/11(土)〜2017/12/14(木)
開館時間
10:00〜19:00
入館は閉館の30分前まで
休館日
会場
観覧料
学生(小学生以上)・65歳以上:300円
15名以上は団体割引料金(2割引)を適用
未就学児無料 土曜日は小・中学生無料
主催
協力
企画協力
清原 啓子(きよはら けいこ)
1955年10月に 東京都八王子市に生まれる。1976年、 多摩美術大学絵画科に入学。
1978年より 銅版画を深沢幸男、渡辺達正に学ぶ。
1980年、 日本版画協会展入選。
1981年 多摩美術大学大学院中退。
1982年に日本版画協会賞を受賞し、翌年、 番町画廊(東京、銀座)で初個展開催。特異な幻想性と緻密な技法で将来を嘱望されたが、
1987年7月、僅か30点の作品を残して心不全で亡くなる。 31歳だった。