イベントアーカイブ 2013
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本展監修者の中右 瑛先生を迎え、展示作品を巡る。
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実際の展示作品を観覧しながら解説。
2013.12.14「前田寛治 絵画に込めた想い」講師 林野雅人(鳥取県立博物館 主任学芸員)
2013.12.22、2014.01.17「小島善太郎 人と芸術」講師 当館学芸員 -
小島善太郎が晩年を過ごした自宅・アトリエが、その庭園とともに日野市に寄贈され、記念館として2013年春にオープン。このツアーでは小島善太郎記念館を訪れ、小島善太郎次女の小島敦子さんにお話を伺う。
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多摩美術大学メディア芸術コース サウンド・アート展
サウンドをテーマにした多摩美術大学の学生・卒業生による作品展示、パフォーマンスを紹介。
【作品展】出品 時里充・天羽拓巳・藤川理純・佐藤えりか・小林椋
【パフォーマンス】出演 多摩美術大学学生・卒業生 -
作家自らが作品中で展開するストーリーを語り作品をご紹介します。
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市内大学である東京造形大学グラフィックデザイン専攻領域との連携プロジェクト。
テーマは「ふれあい」。東京造形大学オープンキャンパスでの来場者投票によって70点が入選作品となり、これらの作品は、2013年10月16日(水)から11月13日(水)まで西放射線ユーロード(八王子駅北口)に街頭フラッグとして掲出された。また、八王子市夢美術館では入選作品の原画展示と来場者による二次投票を行い、グランプリと入賞作品を決定。
東京造形大学フラッグギャラリープロジェクト2013サイト -
南大沢文化会館で話題のフェルトアーティスト・中山みどりさんの指導で羊毛を使ったフェルトアートを体験。
① 羊毛フェルトでチェブラーシカを作ろう
自分だけの可愛いチェブラーシカを作ります。
②体験講座 中山みどりのフェルトアート
愛犬・愛猫(ペット)の写真を見ながら、本物そっくりの小さい「うちの子」(顔メインタイプ)を作ります。 -
7/12〜9/1に八王子市内の3つの美術館をめぐり、展覧会を見てクイズに答えスタンプを集めると記念品がもらえる。
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展示会場内を坂本一成とともにめぐる
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坂本一成の設計した住宅(八王子市内)を実際に見学。
2013.06.02「水無瀬の町家」
2013.06.09「散田の家」 -
実際の展示作品を観覧しながら解説。
2013.04.07「堀井英男の銅版画、その技法」講師 大沼正昭(銅版画家、創形美術学校ファインアート科主任)
2013.04.13「堀井英男作品に感じる水」講師 永松左知(茨城県近代美術館学芸員)
2013.04.14「堀井英男の版画、イメージの変遷」講師 当館学芸員 -
堀井英男の作品に登場する人形の姿は人形浄瑠璃がインスピレーションの源となっています。江戸後期の発祥で八王子に伝わる人形浄瑠璃「八王子車人形」を実演します。(学芸員による解説とともに展覧会もご鑑賞いただけます)
【八王子車人形】 国・選択無形民俗文化財、東京都指定無形文化財
八王子車人形は、3つの車がついた箱形の車に腰掛けて、1人が操る、特殊な一人遣いの人形芝居。五代目家元西川古柳は東京八王子の地で、それをひとつのエンターテインメントとして昇華させ、地元のみならず世界各国で公演しています。
(以下、八王子車人形西川古柳座公式HPより)
車人形とは
車人形は「ろくろ車」という、前に二個、後ろに一個の車輪がついた箱形の車に腰掛けて、一人の人形遣いが一体の人形を繰る、特殊な一人遣いの人形芝居です。
江戸時代の終わり頃、現在の埼玉県飯能市に生まれた山岸柳吉(初代西川古柳)が考案し、その後、近郊の神楽師(神事芸能を専業とする人)を中心に分布し、農山村や八王子織物の生産に関わる人の娯楽として親しまれてきました。
ろくろ車の発明は、それまでにあった江戸系の三人遣いの人形芝居を合理化したもので、少人数の座員で簡易な舞台での公演を可能にしました。また、人形の足が直接舞台を踏むことが出来るので、力強い演技やリズミカルでテンポの速い演目を行うことも可能です。舞台を選ばないことから、他の芸能との共演も可能で、演出の幅が広いのも特徴です。
現在は,八王子市の西川古柳座のほかに、埼玉県三芳町の竹間沢、東京都西多摩郡奥多摩町の川野に車人形は伝えられています。
西川古柳座
西川古柳座の前身は、瀬沼時太郎(二代目西川古柳)が、十八、九歳の頃、初代西川古柳に弟子入りしたことから始まります。大正末から昭和初期にかけて、三田村鳶魚、平音次郎、河竹繁俊らの支援を受けました。
はじめは、「西川連中」という名称を使って興行していたようですが、昭和十三年の時太郎の記録では既に「八王子車人形」の呼称を使っています。古柳座の芸能は、初代西川古柳や、江戸の最後の人形遣い吉田冠十郎、文楽の吉田文昇らの指導を受けています。さらに、伝統的な車人形の操法を基礎として、新鮮な工夫を重ね、昭和五十六年には乙女文楽の技法を取り入れた「新車人形」を考案しました。また、技法のみならず、首や自由民権関係の衣装を始め、豊富な用具を多数保有しています。さらに古柳座独自の用具なども考案して新作の上演も可能にしています。
こうした様々な工夫を凝らし、伝統的な人形芝居を伝承するとともに、西川古柳座は日本各地、さらに諸外国にまで、車人形の技法を通じて、地域文化、日本文化のあり方を将来に示しています。