これまでの展覧会の紹介

タツノコプロの世界展
World of Tatsunoko Production
タツノコプロの代表作を中心に作品に使われた設定画、セル画、など約300点でその活動の全貌を紹介する。他にも映像作品(参考出展)、草稿やスケッチ類も出展、また会期中には上映会、講演会(出演者:笹川ひろし)を開催。

会期
2008年7月18日(金)〜9月15日(月・祝)

休館日
毎週月曜日
ただし、7/21(月・祝)、7/22(火)、9/15(月・祝)は開館

開館
午前10時〜午後7時 入館は午後6時30分まで
ただし8/2、8/3は午後9時まで開館

主催
(財)八王子市学園都市文化ふれあい財団

特別協力
株式会社竜の子プロダクション

企画協力
株式会社アドシステム

八王子市夢美術館ではこの夏、『科学忍者隊ガッチャマン』や『タイムボカンシリーズ ヤッターマン』など数々の個性的なアニメーションを世に送り出してきた(株)竜の子プロダクション(以下タツノコプロ)の展覧会を開催します。

今日、ヒットメーカーとして誰もが認めるタツノコプロは、1962年に当初漫画制作集団として誕生しました。 しかし、その数年後にはアニメ制作集団として独力で制作を始め、大きな転機を迎えます。 1965年には多くの試練を乗り越え、処女作『宇宙エース』を制作、その後も『マッハGoGoGo』『ハクション大魔王』『昆虫物語みなしごハッチ』など僅か5年でアクション・ヒーローものからコメディ、名作アニメまで、幅広いジャンルのオリジナル作品を創出し、多くの人々に感動と笑いを与えるアニメ制作集団として徐々に認知されていきます。 こうした作品づくりの背景には、ベテラン、若手も一丸となった連日連夜の無数の挑戦がありますが、独自に積み重ねられた経験は、やがて独創的な表現技術や幅広い年齢層に感動を与えるストーリーなどを生みだします。 貪欲なまでに創作に打ち込む姿勢は「良質な作品を残したい」との思いからでしたが、この姿勢は共感を呼び、多くの有能なクリエーター達がタツノコプロに集まることとなります。 その情熱と技術を結集し、1970年代には『科学忍者隊ガッチャマン』『けろっこデメタン』、そして後にシリーズ化されるまでに人気を極めた『タイムボカン』が発表され、魅力的な世界観と卓越した技術によってタツノコプロの世界はさらなる進化を続けました。

「タツノコキャラ」「タツノコアニメ」と親しみを込めて呼ばれるこれらの作品は、その後も多くの人々と世代を越えた人気によって支えられ、また、アニメだけではない幅広いメディアにも多大な影響を与えて、メディア芸術の発展に大きく貢献します。 国内のみならず海外でも人気の高い作品によって、タツノコプロは今や独自の伝統と革新を持ったアニメブランドへと成長を遂げました。 創立から半世紀を迎えるタツノコプロは「世界のファミリーに夢を」をモットーに、国境や世代を越えて、現在も感動と笑いを贈り続けています。

本展覧会では、幅広いジャンルでつくられた人気作品をはじめ、創作者達の情熱によって築き上げられた多くの作品を設定画、セル画、スケッチやパイロットフィルムなど、貴重な資料や原画で紹介。また特別協力を得て、企画段階で保留となり発表されなかった作品の企画資料や原画も初公開し、半世紀に及ぶタツノコプロの世界の魅力を再発見します。



【 出展作品一覧 】
宇宙エース/マッハGoGoGo/おらぁグズラだど/ドカチン/紅三四郎/ハクション大魔王/昆虫物語 みなしごハッチ/いなかっぺ大将/カバトット/決断/樫の木モック/科学忍者隊ガッチャマン/かいけつタマゴン/けろっこデメタン/新造人間キャシャーン/破裏拳ポリマー/宇宙の騎士テッカマン/タイムボカン/ゴワッパー5ゴーダム/ポールのミラクル大作戦/タイムボカンシリーズ ヤッターマン/一発貫太くん/風船少女テンプルちゃん/未公開企画作品(参考出展)/他