これまでの展覧会の紹介

サテライト キャバレー 2007年

ムットーニ ワールド からくりシアター
MUTTONI WORLD Theater of Automatic Dolls

概要

自動人形師ムットーニ氏が創り出す自動人形からくり箱の世界を紹介します。本展は2月に開催されたプレビュー展と比べ作品数も大幅に増加、展示構成もさらに多彩となった内容です。また、過去に登場した代表作だけでなく本展のために制作された作品も展示します。作家本人による上演会やナイトツアーも交えながら、光、動き、そして音楽と言葉が織りなす箱の中の物語「ムットーニワールド」を展開します。

展覧会作品


ご紹介

「人形がただ1回転するだけで、物語が成立するかもしれない…」
八王子市夢美術館では2月に開催されたプレビュー展に続き自動人形師として知られるアーティスト ムットーニ氏(本名 武藤政彦)の作品世界を紹介します。
ムットーニ氏は、1956年に横浜市に生まれ、現在は八王子と同じ多摩地域の国立市に在住するアーティストです。その作品は箱などに仕込まれた人形や様々な演出装置によってある物語が展開されるというもので、自動人形からくり箱とも言われます。アーティスティックでありながらも、油絵や彫刻といった既存のファインアートとは異なるこの表現、これらはしばしば西洋のオートマタ(自動人形)や日本のからくり人形のようと称されます。しかし、似ている点はあるにせよムットーニ氏の作品は人形や装置の多様な動きに加え、音楽、効果音、光(照明)、そして時には作家本人の語り(口上)などが交錯し、観客はまるで映画や演劇を観ているような感覚に陥ります。こうした印象は作品の主役があくまでその場で繰り広げられる物語や空間にあり、人形や動物、モノなどのリアルな動きの再現にないという点でオートマタなどとは違った独特な表現方法と言えるでしょう。故にムットーニ氏の作品は総合芸術と言われ、また、そのことから作家本人のみならず作品そのものがムットーニと呼ばれることがあるのです。今から20年あまり前に登場したムットーニ氏の自動人形からくり箱、その独創的な表現に魅了され今日では各界をはじめ多くの一般のコレクターや熱狂的なムットーニファンが存在しています。
今回の展覧会は、前回のプレビュー展と比べ作品数も大幅に増加、展示構成もさらに多彩となった内容です。また、過去に登場した代表作だけでなく本展のために制作された作品も展示します。作家本人による上演会やナイトツアーも交えながら、光、動き、そして音楽と言葉が織りなす箱の中の物語「ムットーニワールド」を展開します。

イベント「ムットーニ ワールド」上演会

作家自らが作品中で展開するストーリーを語り作品をご紹介します。(申込不要 計17日・34回)
詳細はイベントページをご覧ください。

イベント「ムットーニ ワールド」ナイトツアー

一般観覧が終了した会場内を作品の上演や制作秘話を交えながら作家本人がガイドする、人数限定のプレミアムギャラリートークです。(要申込 計3日・3回)
詳細はイベントページをご覧ください。

展覧会データ

ムットーニ ワールド からくりシアター

会期

2009/05/30(土)〜 2009/07/05(日)

開館

10:00〜19:00 入館は18:30まで

休館日

毎週月曜日

主催

財団法人八王子市学園都市文化ふれあい財団

監修

武藤政彦

企画協力

株式会社 エイチ・ツー・オー カンパニー

出展作品

「サテライト キャバレー」「ザ ダイアリー オブ ウィングズ」「カンターテ ドミノ」「ナイト スコープ」「ナイト エレメント」「ワルツ オン ザ シー」「猫町」「インタバル ウィングズ」「fin」「ザ セカンド ウィンド」
など

観覧料

こちらから展示室内作品配置図と、タイムテーブルをダウンロードできます。

プロフィール

ムットーニ(本名 武藤政彦)

1956年横浜生まれ。工場が立ち並ぶ京浜工業地帯で少年時代を過ごす。家に帰ると、その日見て感じたモノを油粘土で再現して遊んでいた。十代半ばから油彩画を描き始め、高校卒業後、創形美術学校に入学。卒業後、東京都国立市にアトリエを構え、のちに再び粘土による人形制作に没頭。人形、光・効果音、背景の転換などの要素を詰め込んだ「箱」が、電動の仕掛けによりストーリー展開していくという独自の世界を確立する。自動人形からくり箱と称された作品は国内外で評価を得ている。現在、大阪成蹊大学芸術学部客員教授。
ムットーニ公式ホームページ