これまでの展覧会の紹介

雑誌『BLUTUS』宝塚特集号表紙(マガジンハウス)/2001年©高橋真琴

高橋真琴の夢とロマン展
— La petite princesse de Macoto —

概要

八王子市夢美術館では「少女画」のスタイルを確立した人物として知られる高橋真琴の作品を紹介します。
大きな瞳に輝く星と優雅に舞う花々…少女漫画の王道となったこの表現は、一人の画家によって「少女画」として確立されました。絵物語や漫画をはじめ、高橋真琴ならではの華麗で繊細に描かれた「少女画」は数多くの少女誌の表紙を華々しく飾り、また一方では文具や雑貨などのデザインを積極的に行い、少女達に宝物のように愛用され、「憧れ」や「ときめき」の象徴として一世を風靡しました。当時は西洋の生活様式や文化を伝える情報も限られていました。しかし「少女画」にはパリの風景、流行のファッションやヘアスタイルなど、おしゃれなエッセンスが凝縮され、少女達の心を捉え魅了したのです。
「少女画」の多くが正面を向いている理由には、明確な作家の願いと意図があるのです。嬉しい時や悲しい時に、見る者と「描いた少女」が共に語り合えるようにと、微妙な表情を意識して描いています。「少女画」は心で見る事で語り合え、自分だけの物語も生み出すことができるのです。卓越した高橋真琴の画業は、各界で活躍する作家達にも少女期文化のバイブルとして多大な影響を与え続けています。
本展では、原画の他、真琴デザインの文具、雑貨、また初公開となる下絵や貴重な資料など、約230点を展示します。高橋真琴の初期から現在に至る代表作の原画を最大規模で一堂に集め、その「少女画」の魅力を余す事なくご紹介します。

展覧会作品


展覧会イベント「高橋真琴サイン会」(先着順)

2010年6/13(日)14:00より、高橋真琴サイン会(先着100名)を開催します。

展覧会イベント「高橋真琴プレミアムギャラリートーク」(要申込)

2010年7/2(金)19:30より、高橋真琴プレミアムギャラリートークを開催します。
一般観覧が終了した会場内を制作秘話を交えながら作家本人がガイドする人数限定のプレミアムギャラリートークです。

展覧会データ

高橋真琴の夢とロマン展

会期

2010/06/04(金)〜2010/07/04(日)  終了しました

開館時間

10:00〜19:00 入館は18:30まで

休館日

毎週月曜日

主催

財団法人八王子市学園都市文化ふれあい財団

特別協力

真琴画廊

企画協力

株式会社 スタジオ・タック

観覧料

「ご利用案内」ページの観覧料をご覧ください

プロフィール

高橋真琴(たかはし まこと)

1934年大阪市生まれ。1957年『少女』で雑誌デビュー。「あらしをこえて」「プリンセス・アン」などのまんが作品を連載。その後、『なかよし』『マーガレット』などの少女まんが雑誌の表紙や口絵イラスト、また筆箱やノート、ハンカチ、自転車など、数多くの商品にイラストを提供。瞳に星、花やリボンに彩られた「MACOTOの少女」が一世を風靡する。1987年千葉県佐倉市に真琴画廊を開廊。92年以降定期的に個展を開催、意欲的に新作に取り組んでいる。

高橋真琴公式ホームページ